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おまけのページ

数字遊び

4つの4

4つの4というパズルをご存知でしょうか?

これは4つの4と数学記号を使って様々な数を作るパズルです。

 

例えば

 

0=4+4-4-4  0=44-44

1=4×4÷4÷4  1=44÷44

2=4÷4+4÷4

3=√4+√4-4÷4

4=4+(4-4)×4

5=(4×4+4)÷4

6=4+4-4+√4

7=4+4-4÷4

8=4+4+4-4

9=4÷.4-4÷4

10=4+4+4-√4

 

このように4つの4を使って様々な数字を作っていくパズルです。

現在0~1000の中で157、878、881、893、917、943、946、947以外は作れるみたいですので

興味がわきましたら頭の体操にでも挑戦してみてください。

 

※この下はヒントになるネタバレ要素を含んでいます。

  それでもよろしい方はお手数ですが反転して閲覧をお願いします。

 

1=4/4  2=4-√4 のように

4を2個使って1~10を作ると作成が楽になります。

    .

 .4 =  0.444444・・・  =  4/9

こちらの記号はHPでは表記が難しいので使いませんでしたが、使うともっと楽に数字が作れるようになります。 

 

74=√√√4^4!+4÷.4

 

このような数式も可能です。

 

113 =  Γ(Γ(4))-(4!+4)/4  =  ((4!+4)/4)!!+4!!  =  ΣΣ4×√4+Σ4-Σ√4  =  [(4!+4.4)×4]

 

このように作成は可能でもかなり難易度の高い数字も存在します。

必勝ゲーム

 世の中には勝負を挑まれた時点で必敗、負けが確定しているゲームがあります。

その中でも比較的わかりやすい物をいくつかご紹介します。

まず1つ目は

「1~3の好きな数字を交互に足していき、21を言った方が負け」

 

というゲームです。

ゲーム自体は有名ですので聞いたことがある人もいるかもしれませんが、

このゲームは設定された数字次第で勝敗が既に確定しています。

この設定ですと先手がどの数字を言っても後手が4の倍数になるように数字を言い続ければ後手の必勝です。

最初に設定した数字の最大値と最小値を足した倍数+1の数字がゴールに設定されていれば良いのです。

例えば1~5の数字の場合後手は6の倍数を言い続けて31,37,43などをゴールにすると後手必勝です。

「ルールを決めたのこっちだからそっちが先手でいいよ」

と言われれば流れで先手をやりがちですが、数字をよく聞いて後手で行きましょう。

これは数字次第で逆に先手必勝になるゲームでもあります。

例えば、「1~3の数字を交互に足していき、22を言った方が負け」

のようにゴールが最大値と最小値を足した倍数+1以外の場合です。

この場合先手は1を選択すればゴールが21の時の後手と同じ状況を作れますので

後は相手がどの数字を言っても5,9,13,17,21を言えば必勝になります。

このようにゴールが最大値と最小値を足した倍数+1以外の場合は先手がその必勝法に持ち込めるのです。

1~5でゴールが34の場合、先手で3を選択すれば後手が何を言っても9,15,21,27,33で勝ちです。

「1~3の数字を足して行って20を言った方が負けね、じゃあ3」

​というように、流れるように相手が先手を取って来ると負けが確定しています。

この理屈はx個ある物を交互に1~y個取って行き、最後の1個をとった方が勝ち

などのゲームにも応用できます。

20個の物を1~3個ずつ取っていき、最後のものをとった方が勝ちの場合

​先手が3個取ったら後手は1個取って残り16個のように

後手が残りを4の倍数になるように取って行けば勝ちです。

ゴールが4の倍数以外だと先手が勝ちです。

相手がこの法則を知らない場合、先手でも後手でもこの必勝方に持ち込む事は可能です。

ただし、知ってるかどうかはギャンブルになります。

そしてこのゲームであまり即答しすぎても相手に怪しまれる可能性がありますので

演技力も重要な要素と言えるかもしれません。

2つ目は

 

「三目並べや五目並べ」

 

という有名なゲームです。

こちらは方法を書くとかなり長くなりますので簡単に書きますが、

三目並べではお互いが最善の手を打ち続ける限り必ず引き分けになります。

後手の人は先手の初手に対して置いてはいけない場所があるので間違えないように気をつけましょう。

五目並べは先手必勝ですので、もし対戦相手が必勝法を知っていたら先手をとられないようにしましょう。

3つ目は

 

「チョコレートゲーム」

 

という板チョコを使うゲームです。

αマス×βマスの板チョコを交互に割って行き、最後の1欠片を食べた人の負けというゲームです。

α=βのチョコの場合、後手必勝

α≠βのチョコの場合、先手必勝になります。

α≠βの場合、先手はα=βになるように後手に渡し続ければ勝てます。

もしα=βのチョコがあれば、後手が先手にα=βを渡し続ける事が可能です。

特定の1マスを取ってはいけないゲームの場合は特殊な計算が必要になりますが

それを理解していれば必勝になります。

今回はこの3つを紹介しましたが、必勝ゲームは他にもたくさん存在します。

知っていれば対処できますが、知らないだけでゲームを始める前に必敗が決定していると考えると

勝負はゲームを始める前から既に始まっているのですね。

​あなたが過去に負けたゲームも実は負けると確定していたゲームかも…?

山の生き物

スズメバチ

 

活動時期:4月~12月(7~10月は特に攻撃性が増す)

スズメバチが攻撃をしてくるまでには3段階あります。

 警戒:巣に近づくと対象の周囲を飛び回ります。

 威嚇:顎をかみ合わせ「カチカチ」という音をならします。

 攻撃:威嚇を無視したり、巣へ刺激を与えると毒液が残っている限り攻撃をしてきます。

対策として、スズメバチは熊などの天敵を攻撃するため、黒い服はできるだけ避けましょう。

香水や匂いの強い整髪料もスズメバチを刺激するため避けましょう。

もし遭遇した場合は姿勢を低くし、背中を見せないように静かにその場を離れましょう。

手などで振り払うと攻撃をしてきたとみなされます。

走って逃げると追いかけて来ます。スズメバチは大体時速20km~30kmですので

よほど逃げ足に自信がない限り逆に刺激を与える事になります。

※ただし、刺された場合はフェロモンにより他の仲間が集まって来ますのですぐに逃げましょう。

もし刺された場合、スズメバチの毒は水に溶けやすいので流水で流して毒性を弱めましょう。

そして患部を冷やしながらすぐに近くの医療機関へ行きましょう。

口で吸い出すのは虫歯などから毒が入る危険性がありますので、専用の器具で吸い出しましょう。

粘着シートで叩くなどして生きたスズメバチを1匹くっつけて置いておくと臭いで仲間を呼び

大量捕獲できる場合があります。

 

 

マダニ

 

活動時期:4月~11月中旬(夏はより活発になります)

マダニの体長は3mm~4mmで、大きいものになると1cmほどになり、肉眼で確認できます。

マダニは皮膚が薄く吸血しやすい場所を見つけると歯で噛み付き、皮膚の奥に歯を差し込みます。

そして唾液をセメントのように固め、接合部を固定します。

宿主から離れない状況を作り上げ、1週間以上にもわたり吸血し続け、膨れ上がります。

マダニは吸血する時に余分な水分や唾液を宿主に戻します。

この時マダニを触媒としているウイルスや細菌なども体内に送り込まれ、感染症にかかります。

感染症の中にはライム病やSFTSという致死率の高いものも存在します。

ですが、吸着後24時間以内に引き抜くと感染する確率は低いとされています。

引き抜く方法ですが、無理やり引き抜くと頭部や歯が体内に残り、後に感染症をきたすことがあります。

マダニに圧力をかけても体液が逆流し、危険です。

一番確実な方法はすぐに皮膚科に行く事です。

それ以外の方法として、専用のピンセットで引き抜く方法もあります。

アルコールで刺激を与えて殺したり、

ワセリンやハンドクリームで包み窒息させることもできますが、

やはり頭部が抜けなくなる可能性がありますのであまりオススメはしません。

引き抜いたマダニは頭の先の口器があるかなどしっかり確認をしましょう。

そして念のためやはり皮膚科を診断することをオススメします。

ヤマカガシ

 

 ヤマカガシは南西諸島・小笠原諸島および北海道以外どこにでも生息している毒蛇です。

全長が70~150cmほどで首周りには黄色いリング状の模様があり、

褐色地に黒・黄色・赤が交互に重なった鮮やかな体色をしています。

ただし、地域差が大きく赤い部分や黄色いリング状の模様すら無い場合もあります。

毒蛇といえば頭が三角形というイメージがありますが、ヤマカガシは細長い丸型をしています。

威嚇方法は、起き上がってお腹を見せるコブラ等とは逆に背中を見せてくるのが特徴です。

 毒性ですが、ヤマカガシは毒を持つ部分が2箇所あります。

 1箇所目は毒牙ですが、奥歯にある上にかなり短いので最近まで毒の存在があまり知られて

いませんでした。ですが毒は非常に強く、マムシの3倍・ハブの10倍と言われています。

ヤマカガシの毒は出血毒で、止血機能を著しく弱め出血が止まらなくなります。

ですが、細胞を破壊しないので毒が注入されても、しばらくは目だった症状は出てきません。
しかし毒が体内を回り始めると体内出血が起こり、最悪の場合は死に至るケースがあります。

 2箇所目は首の周りにある黄色いリング状の模様の部分です。

こちらの毒は液体としてある程度飛ばす事が可能ですが、肌に付着する程度ではあまり影響が

ありません。しかし、目に入ったりすると結膜炎や角膜混濁などの症状を引き起こすほか、

最悪の場合は失明することがあります。

他の動物が首周りに噛み付いて死亡するケースもあるみたいです。

 ヤマカガシにもし噛まれてしまった場合ですが、

口で吸い出す事はなるべく控え、専用の機器を使うようにしましょう。

持ち合わせていない場合、流水で洗い流し、傷口より心臓に近い部分を完全に止血しない

程度(指が1本入る程度)に強く縛り、医療機関に行きましょう。

 素人判断で毒が入ってないと判断する事は非常に危険です。

ただ、ヤマカガシの血清を常備している所が少なく、輸送に時間がかかる場合もあります。

 毒について書きましたが、ヤマカガシはとても臆病で人間を見つけてもすぐ逃げて行きます。

たとえ噛まれたとしても毒牙が短いため厚手の服などを着ていれば皮下に届くケースは少ないです。

だからと言ってこちらから接触しに行くと相手も必死ですので怪我をするかもしれません。

​死亡したケースも遊び心で接触した人が多いみたいですので油断しないようにしましょう。

寄生虫

 山の土や水の中には様々な寄生虫が存在します。

その中でも今回はエキノコックス芽殖孤虫(がしょくこちゅう)という寄生虫を紹介します。

まずエキノコックスは主に北海道のキツネなどの動物間で広がっていますが、人にも感染します。

キツネや犬の糞便の中に卵があり、それをなんらかの形で口に取り込んで感染します。

山で作業してその手で食べ物を食べたり、沢の水を飲んだりするなどの原因が考えられます。

もちろんキツネの体に付着している可能性も十分にあります。

人がこの寄生虫に感染すると、主に肝臓に幼虫が寄生します。

感染してしまった場合、5~10年は自覚症状があらわれません。

時間が経過し、嚢胞が大きくなるにつれて肝機能が低下し、末期になると肝不全になります。

そして嚢胞の一部が破れ、血液に乗って脳や肺など他の臓器に転移します。

治療法として手術による患部の摘出がありますが、自覚症状が出た時には既に摘出が困難なケースが多く、その場合は駆虫薬が使用されますが、効果は一定ではありません。

放置した場合、死亡率は5年で70%、10年で90%を超えると言われています。

そのため、卵を取り込まないように予防を心がけるようにしましょう。

 次に芽殖孤虫です。

この寄生虫は成虫が何なのか特定されておらず、宿主や感染経路が不明です。

ですが感染者の多くは日本で発見されており、両生類や爬虫類が原因という説もあります。

患者から摘出された虫体の大きさは数~10数mmで不定形です。

芽殖孤虫は人体では成虫になれず、幼虫のまま分裂を繰り返します。

寄生した幼虫は皮下で増殖し、皮膚に膨隆が見られるようになり、その後内臓や脳に至り、

破れた皮膚からは血や膿と一緒に寄生虫が出てきます。

吐血、嘔吐、腹痛、脳障害などなど様々な症状が起きます。

治療法ですが、この寄生虫は手術により摘出するしかないのですが、

芽殖孤虫は幼虫が次々と増殖するため1匹でも逃すとまた増殖を始める上に、

体内の様々な臓器に寄生する為、全てを摘出する事が困難です。

現在、芽殖孤虫に寄生されて救命した例は存在しておらず、致死率100%になります。

感染経路不明なので何に気をつけろと断言はできないのですが、

感染報告されているほとんどが両生類や爬虫類を食べた経験があるらしいので

それらを生で食べたり、生息している水などを口に入れないなどが考えられます。

カエル等を食べる習慣のある地域の人達の感染報告が少ないの

熱処理をしっかりしている為ではないかと言われています。

 

この他にも寄生虫は様々な種類がいますが、

「今までこの仕事をしていて感染した人は聞いたことが無い」

というのは今後も安全だという事にはなりませんので、

自分の体を守る為にも軽率な行動はできるだけ控える事をオススメします。

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